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リーマン・ショック

2008年9月15日、アメリカで当時第4位も投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが破綻したことを発端に、連鎖的に発生した世界的な金融危機を「リーマン・ショック」と呼びます。別名「The Global Financial Crisis(国際金融危機)」とも呼ばれています。

日本円は世界的にも「安全資産」と言われています。その理由は国が安定している、経済力がある、低金利である、対外資産を多く持っているなど様々です。そのため、世界経済が不安定になると日本円はリスク回避のために買われ、需要が高まるという特徴があります。

 リーマン・ショックの影響も勿論受け、日本円の需要は高まり、急激な円高となりました。具体的には、1ドル=110円から1ドル=80円台にまで下落することになります。

 当時はレバレッジに規制が設けられておらず、100倍や200倍のような高いレバレッジも一般的でした。そのため多くの個人投資家がリーマン・ショックの影響を受けて強制ロスカットされました。

 このことからレバレッジの規制が議論されることになり、現在では最大25倍のレバレッジの規制が設けられています。

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