【PR】
FX会社は顧客の損失が一定水準に達したときに自動的に決済がされるよう法律で義務づけられています。これを「強制ロスカット」と呼びます。レバレッジを上げた際、大きな損失になる前に決済してくれるので、自身の支払い能力を超えるような損失になることを防いでくれるのですが、マイナスで強制的に決済されるため、強制ロスカットされると損失が確定され、資金を失うということになります。強制ロスカットがあるからと安心して高いレバレッジで購入してしまうと、高確率で資金を失うことになります。
強制ロスカットの計算式は、以下のようになります。
つまり、取引に必要な証拠金が足りなくなった時点で強制ロスカットになります。
具体例と共に見ていきましょう。例えば、口座に10000円入金し、1000ドル購入したときを考えます。このとき1ドル=100円とし、他に取引は行っていないとします。すると
つまりこの場合、6円円高に動く(1ドル=94円になる)と強制ロスカットになります。ここで1000ドルではなく2000ドル購入したとして計算してみてください。今度はたった1円円高に動くだけで強制ロスカットになることが分かると思います。このことから分かる通り、レバレッジを上げるほどに簡単に強制ロスカットになってしまいます。
最大25倍のレバレッジはあるものの、レバレッジを上げるほど資金を失う可能性が高まるので無理な取引は行わないようにしましょう。