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FXでは利益を出す方法が2通りあります。一つは2つの国の通貨を交換して利益を出す「為替差益」、もう一つは2国間の金利差を利用して利益を得る「スワップポイント」です。今回はこの2つを説明します。
2つの国の通貨を交換して利益を出す方法を「為替差益」と呼びます。基本的な動きは「円安に動くときは安く買って高く売る」、もしくは逆に「円高に動くときは高く売って安く買う」になります。為替差益の特徴は大きな利益を出すことができる反面、変動も複雑で読むことが難しいです。動向をしっかり把握し、予想するための知識が必要になります。
為替差益は株などでもよくある方法なので分かりやすいと思います。それではもう一つのスワップポイントとは何でしょうか。スワップポイントとは国間の金利差から得られる利益のことです。つまり日本のような低金利の通貨で、高金利の国の通貨を買って保有していると、その差額を毎日受け取ることができます。
このようにポジションを持ったまま翌日以降に持ち越すことを「ロールオーバー」と呼びます。
例えば、0.1%金利の国の通貨を売って、2.0%金利の国の通貨を買うと、毎日その金利差である1.9%を受け取ることができます。
為替差益に比べ、金額は大きくないですが、毎日付与されることがメリットになります。しかし逆にスワップポイントはマイナスになることもあり、気づかないうちにマイナスが積み重なっていることもあるので注意が必要です。